奄美市社会福祉事業団
保育所など7施設を経営する(社)奄美市社会福祉事業団(理事長・平田隆義市長)の2007年第2回理事会と評議員会が21日、同市役所であった。経営行き詰まりで大島郡医師会への移管を検討中の養護老人ホーム「なぎさ園」について、平田市長は「9月には決定し、年内に移管したい」とした。
「なぎさ園」は建築から約50年たち老朽化した建物の建て替えが長年の懸案だが、事業団の設立者である市の財政難などから実現できず。市が10年以上前から郡医師会に経営移管を打診してきた。郡医師会は昨年、移管を受ける方針を決定。同園職員の処遇問題が課題に残されている。
同園は昨年10月に介護保険適用施設となり、入所者60人中22人が介護サービスを利用。市内の事業者から受託希望もあったが、平田理事長は「介護が必要な入所者が増える中で医療と一体に運営でき、これまでの経緯からも医師会への移管が最適」との考えを示した。
議事では事業団本部や7施設の06年度事業報告を承認した。
(5月22日・地元新聞大島が伝える)
私見を敢えて申しますが、以前紹介したと思いますが?入所者60人とは、和光園の入園者と同数である。
おりしも、昨日奄美市と自治会間で今後の「将来構想問題で意見交換」があった。詳細については、後日紹介します。
さてこの問題を考える時に、現在の(第2の夕張市)とも言われている。奄美市に和光園の将来構想は期待できない。
全て(本省)にまる投げある。奄美市は「和光園の将来構想」問題に取り組みすでに6年目に入ったが、未だに「長寿医療センター」を、和光園内設置の要請をこの3月再度致したが、回答は何処え??
ただ対岸の火事で済まされる問題か?今一同検討委員会にて真摯に検討していただきたい。
また現在中央にて「ハンセン病基本法」&施設毎社会復帰の選択肢が言われているが?入園者も真剣に考えて、選択していただきたい。
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