奄振の専門コンサルも提案
市当局、要望案見直しへ
長寿検証センター併設案進展なし
奄美市は同市名瀬の国立療養所・奄美和光園の将来構想検討委員会(築愛三委員長、委員19人)を28日夜、市役所委員会室で開いた。検討委が厚生労働省に要望した国立長寿検証センター(仮称)併設案の進展がないため、奄美郡島振興開発(奄振)事業による専門コンサルタントの導入も視野に案を見直し、再要望する方針が示された。
検討委は2004年7月、国立長寿検証センター併設案を厚労省に要望。その後、同省からの正式回答はないが、市当局の照会に対し同省は「長寿研究は国立長寿検証センター(愛知県)ー極集中しており、補完施設の設置は難しい」との見解を示している。約1年ぶりに開いた今回の検討委では、和光園へ向けた将来構想について改めて協議。この中で委員から「併設案実現には国民的価値の説得が必要。奄振コンサルをいれ、専門的データを示して再提案したい」との意見が出た。
また、奄美市と包括連携協定を結んでいる鹿児島大学と施設共同設置を検討する提案や、和光園入所者の委員からは「国立の医療機関にこだわらず、認知症や寝たきりの重度障害などを見る施設の併設を検討してほしい」との声もあった。
市当局は今年度内に検討委を再開催して新たに奄美市案をまとめ、国や県に再要望する方針を提示。「厚労省に要望後、具体的な働き掛けをしてこなかった」と自省し、国立長寿医療センターの視察、関係首長や地元選出国・県会議員による直接要望など積極的な取り組を行うとした。
奄美和光園の入園者は62人(平均年齢80・2歳。10月1日現在)と全国13療養所で最も少なく、20010年には50人を割る見込み。奄美群島唯一の国立医療機関である点や増加傾向にある一般外来の機能を考慮した。将来構想の確立が喫緊の課題となっている。
今年度から3ヵ年計画の施設整備に着手している。
(地元新聞大島が伝える・2006年11月30日)
私見ですが、此処に参与である、和光園の前川園長のコメントが書かれていない。現在の厚労省の動きと施設長(13園)の協議会のまとめが書かれていない。現在各施設長は他の疾病と一緒に園の将来構想を考えていないし、また和光園入所者のS氏は会員の代表でない。
問題は、あくまでも、国の施設として使用するのか?民営化で行くのか?委員会のまとめが決まっていない。国立の施設として使用するなら、法の見直しほか越えなければならないハードルは越えられるか??疑問符であ。

