一昨日一人の老人(女性)が天国に逝く!
一昨日一人の老人(98歳)が静かに天国に逝かれた!先に夫を亡くされ、その後一人で一般舎で、生活されていたが、高齢の為に不自由舎に移動し近年は病室暮らしでした。
生前夫妻は働き者で、園内の美化作業には、率先し参加された夫妻である。
それに夫は、トイレが水洗でなく、汲み取り時代は、職員の運転するバキュームーカーに同乗いたし、屎尿汲取りに従事いたし、職員&会員の為に貢献された夫妻であった!死因は老衰と聞かされている。
それにしても、患者作業のひとつとっても昔は嫌な仕事は入所者にゆだねられ、職員は多くの作業を入所者の手によって行われていた。又和光園で灯りがひとつ消え、男性28名+女性34名=62名の数になった!
現在一般舎と不自由舎棟の数は同じぐらいですが、平均年齢80歳以上の高齢者集団である。一日も早い施設整備3ヵ年計画を終わらせ、看護&介護等含め入所者の医療&生活等全てを看ていただきたい一人である。
私見ですが、和光園の皮膚科外診療が、全国の療養所と比べて突出しているので、縮小案を施設長が発言いたし、その旨外来患者に他の病院紹介を致しているが、小生賛成である。
理由は施設長が開園以来地域の方々の医療を診ていたが、すでに園の周りには、大小の病院が大分建っている。園の役割は終わったと判断し外来診療を縮小いたし、残った時間を入所者に使いたいと発言している中、先日私も外来診療で園に行ったが、ある看護師が外来患者さんが、かわいそうな発言した。せっかく園を頼って来るのに、他の病院を紹介されてと?
私は、現在午後の時間帯治療棟を外来患者にこれまで開放してきたことは、園の将来構想に役立つと言う理由で始めたが、無理との判断なら、一日も早い看護&介護を入所者に力入れてもらいたい。又今日新たに奄美市に皮膚科診療の病院開業の看板も新聞等で紹介された。
今後入所者は「らい予防法&隔離政策」の被害者である。入所者に全ての最善の看護&介護に全力投球を望む一人であると共に職員には改めて法の被害実体を把握して貰いたい!
*ここで「らい」の言葉を引用いたしましたが、法廃止依頼差別用語です が、文章の繋がりで遭えて「ハンセン病」をらいにしました。
posted by Moriyama Kazutaka at 18:57|
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